ドラッグストアで働く薬剤師のお仕事

調剤薬局で薬剤師がどのような業務をしているのか?どのような毎日を送っているのか?をリアルにご紹介いたします。
調剤薬局で働く薬剤師のお仕事はこちらから⇒調剤薬局業務について

 

「調剤薬局での薬剤師のお仕事」に合わせて、「とドラッグストアで働く薬剤師のお仕事」についても紹介したいと思います。
(このサイトの管理人である薬剤師のMは、約5年大手のドラッグストアの薬剤師としてアルバイトしていた経験がございます)

 

ドラッグストでの薬剤師の業務

 

ドラッグストアでの薬剤師の業務内容は、結構多いですよ〜。暇なお店であれば、やることがないのですが、忙しいお店だと結構大変・・・

 

大きく分けると、主に以下のような業務が薬剤師のお仕事です。

 

  1. 調剤業務⇒調剤薬局と同じことをします
  2. OTC市販薬の販売(主にレジです。第一類医薬品については、薬剤師しか販売できません)
  3. 調剤業務とOTC市販薬の販売
  4. ドラッグストアでの商品の品出し、前陳、その他雑用

 

 

ドラッグストでのOTC市販薬を担当する薬剤師さんの場合、レジでのコミュニケーション能力がとても必要になります。
誰でも、「感じの悪い薬剤師」は嫌ですよね〜。

 

薬を買いに来たお客さんって、基本的にどこか具合が良くないから・お悩みがあるから薬局に来ているのです。お悩みを解決してあげるのが、ドラッグストアで働く薬剤師さんの本領発揮ですよ!
まずは、困っている症状やほしいお薬のタイプを聞き、一番良いものをお勧めしたいですね。ドラッグストアで働く薬剤師さんのリアルな日常になりますが、ドラッグストアも経営なので、「推売品」という自社ブランドを多く売るように店側からすすめられるのですよね。あまり聞いた事のないお薬(つまりはCMでみないOTC市販薬です)がドラッグストアには必ずあります。

 

 

この自社ブランドは、大手製薬メーカーで製造販売されているOTCではないけれど、その成分や処方は同等のもので、かなり格安なOTC医薬品なんです)です。お買い得と言えばお買い得です。
ドラッグストアとしても、販売の利益が大きい((販売ルートがシンプルで損益が少ない)ので、積極的に販売するよう、薬剤師さんに働きかけているのですよね。

 

 

さて、薬剤師さんのお仕事にもどります。
ドラッグストアでは、医薬品以外も販売しております。例えば、お菓子、トイレットペーパー、ベビー用品その他生活雑貨なども販売されているので、こうした商品についての管理責任も発生します。
商品が不足しないように発注する薬剤師さんもおります。(発注業務については、ドラッグストアによりますけれども・・・)

 

 

薬剤師さんであり、さらにドラッグストアの店長を任されますと、ちょっと忙しいです。
薬剤師のお仕事以外に、ドラッグストア店舗を管理・経営する方面のお仕事が発生します。具体的には、社員。パート・アルバイトの確保・管理業務、売上やコストの管理、商品の発注などもお仕事に含まれます。

 

 

ここ最近の薬剤師の転職・求人のながれですが、登録販売者にOTC市販薬の販売をお任せして、薬剤師は調剤業務に集中するドラッグストアが増えてきています。
大手などはその傾向がとても強く、薬剤師の転職をする際は、「調剤未経験」の場合、受け入れ不可もしくは、OTC市販薬の販売専門に回されることが少なくありません。

 

続く⇒各ドラッグストア・調剤薬局さんの特色