ダイエット・若返りのサプリメント

ダイエット(特に脂肪燃焼)効果的なサプリメントですが、手に入りやすいサプリメントから、高価なサプリメントまでたくさんあります。

 

【カルニチン】

ダイエットサプリメントとして、カルニチンって聞いたことはありますよね。一時期、通販番組でこぞって取り上げられていました。飲めば痩せる!ってね。

 

このカルニチン、飲めば痩せるのでしょか??⇒どうやらそこまでうまいお話はなさそうです。

 

結論から申しますと、カルニチンはダイエットしている状態を助けるサプリメントであり、ダイエットをしている状態(消費カロリー>摂取カロリー)でないとダイエット効果はありません。

 

ダイエット状態になって初めて脂肪燃焼を助ける効果を持っています。

 

運動習慣のある方や、食事に気を使っている方にとっては、カルニチンを取ることで、いつもより脂肪が燃焼しやすい状態になるので、カルニチンによるダイエット効果が得られそうです。

 

カルニチンが脂肪燃焼を助けるメカニズムについて説明致します。

カルニチンの脂肪燃焼メカニズム

カルニチンの働きを理解するために、脂肪燃焼のプロセスを詳しく見てみたいと思います。

 

身体にたまっている脂肪が燃えるときには、まず最初に中性脂肪が分解されて「遊離脂肪酸」という物質に変化します。

 

「中性脂肪」⇒「遊離脂肪酸」の流れです。遊離脂肪酸は血液のなかに溶けこむことができるため(遊離脂肪酸にならないと血液には溶け込めません)、血流れに乗って体内のさまざまな細胞まで流れていきます。
そして各細胞まで流れついた遊離脂肪酸は、細胞内のミトコンドリアという組織のなかに取りこまれて(使われて)、エネルギーに変化します。これが脂肪燃焼のプロセスです。
この流れの中で、カルニチンはどのように脂肪燃焼を助けることが出来るのでしょうか??それは遊離脂肪酸がミトコンドリアに入るときです。
カルニチンが不足している状態では、遊離脂肪酸はミトコンドリア内に入っていくことができないのです。
ということは、カルニチンが体内にたくさんあれば、遊離脂肪酸がミトコンドリアの中に取りこまれやすくなるため、より効率的に脂肪を燃焼することができるのです。 

 

纏めますと、カルニチンだけ摂取して、カロリー制限をしない状態や過多の状態では、痩せません!!まずは、運動や食事によるダイエット状態を作ってください。

 

その時、カルニチンを摂取すると脂肪が燃焼しやすくなりますね。カルニチンは運動と相性の良さそうなダイエットサプリメントですね。是非お試しください。

 

 

シネフェリン

シネフェリンって耳にしたことございますか?
これは、完全にダイエット効果があるサプリメント↓であり、脂肪燃焼剤があります。日本では、サプリメントとしては、発売されておりません。
シネフェリン 薬剤師転職サイト

 

シネフェリンについて、少し専門的にお話いたします。

シネフェリンについて

シネフェリンは、人間の細胞内になるある受容体スイッチBのB-3に作用して脂肪を分解する働きがあると言われています。アドレナリン・ノルアドレナリンという物質が体内にはもともとあり、身体の中のスイッチAやBに作用するのですが、人体というのは、非常の精巧にできており、スイッチAやスイッチBが働き過ぎないように、自動で制御するシステムが働いているのです。

 

このシネフェリンもアドレナリン・ノルアドレナリン同様に、受容体スイッチAやスイッチBに働きかける化学物質なのです。アドレナリンやノルアドレナリンが体内に有る状態で、体外からシネフェリンを摂取することで、より顕著に働く事になります。
また、シネフェリンは、スイッチA-1にも作用するので、食欲を抑える効果は、ある程度ございます。やっぱりダイエットに効果的なのではないでしょうか。
一方で、このシネフェリンは、本当に有効的にスイッチB-3に作用しているかは、まだまだはっきりしていなく、作用していると述べている論文と作用していないと述べる論文の極化しております。

 

ただし、このシネフェリンを摂取すると、身体がヒートアップしている感じにはなり、運動すると確かにエネルギーを消費し易くなっている気がします(調剤薬局薬剤Mも米国で服用して運動したことがあります。結構すごい感じで身体がアツくなってきちゃいました)
2000年以降の疫学的研究の結果、実は日本人の 30%ぐらいの方が身体のスイッチB-3の働きがよろしくない事が判明しています。
受容体スイッチB-3の働きが悪いと、働きの良い方と比べると、1日200Kcalぐらい基礎代謝が低くなり、太りやすい体質 は、このことが原因と考えられているようです。毎日200Kcalを積み重ねると、1年でだとかなり差がでそうですね。
200Kcal×365日=73,000Kcalですよ
(10Kgぐらいの脂肪を燃やすのに必要なエネルギーです)。

 

スイッチBの働きが悪い方が、外部から強制的に作用する物質(シネフェリンなど)を増やして、なんとかスイッチBを活性化させて、脂肪分解に働きかけることが出来るのです。
シネフェリンは、運動をしないと、ダイエット効果はほとんどないと思います。是非運動を一緒に行ってください。運動をすると運動すると、体内のアドレナリンなどが分泌しますからね??

 

しかし、本当に楽して痩せるお薬ってなかなかないのですかね・・

 

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