痛みに有効か漢方薬
結構活躍の場がありそうな漢方薬です。そう、痛みを和らげる効果のある漢方薬です(^^♪
桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
体を温めることで痛みを和らげる漢方薬です。特に体の弱い人・お年寄りに有効な漢方薬です。痛みは関節痛や筋肉痛だけでなく、神経痛にも効果があります。
ワンポイントアドバイス:痛みを和らげる漢方薬は、生薬の麻黄が入っている漢方薬が有名ですが、麻黄は体の弱っている人には効果が強すぎてしまうんです。そんな時、桂枝加朮附湯が大活躍ですよ!
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
足がつるなどの「こむらがえり」に有効な漢方薬です。こむら返りが続く際は、この漢方薬がベストです!脚の筋肉のけいれんだけでなく、内臓がけいれんして痛いときにも有効です。
ワンポイントアドバイス:意外な効果が、赤ちゃんの夜泣きです。ただし甘草は使い続けると、効き目が下がったりしますので要注意です
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
女性特有の症状に効果があり、月経不順、乳腺炎などにも効果があります。桂枝茯苓丸ですが、血がたまった状態(おけつ)を改善することで打撲や捻挫などにも効果があります。
ワンポイントアドバイス:女性特有の症状を緩和する漢方は、桂枝茯苓丸、加味逍遙散(かみしょうようさん)と当帰芍薬散の3つは押さえておきたいですね!
五苓散(ごれいさん)
頭痛、腹痛、片頭痛に効果があります。五苓散は、体の余分な水分を出し、体内の水分の巡りをよくすることで痛みを取り除く漢方薬です。
神経痛にも効果があり、帯状疱疹の神経痛も和らげることができる漢方薬です。
ワンポイントアドバイス:体内の水分バランスが崩れていることが原因で調子を崩す場合、例えば二日酔いなどにも効果があります。
八味地黄丸(はちみじおうがん)
お年寄りの体の不調(腰痛、神経痛など)に効果があります。お年寄りの方がいらっしゃるご家庭には、常備薬として活躍することでしょう(^^♪
ワンポイントアドバイス:糖尿病が原因でおこる末しょう神経障害(てのしびれ)の痛みを和らげる効果があります。